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想い出のスケーター(懐かしのペアスケーターたち) [アイスショー]

1970年代後半から80年代初頭のペアスケーターとして印象が深いのはイリナ・ロドニナ&
アレクサンドル・ザイツェフ組(ソ連:時代ですね)です。
イリナ。ロドニナは1969年の世界選手権から1978年まで10連勝を飾りました。
それ以前に10連勝と言えば1930年代にノルウェーのソニア・へニーが成し遂げて以来の
こととなります。へニーのことについては今川知子さんの「フィギュアスケートの魔力」
に少しだけ書かれています。

フィギュアスケートの魔力

フィギュアスケートの魔力

  • 作者: 梅田 香子, 今川 知子
  • 出版社/メーカー: 文芸春秋
  • 発売日: 2004/11
  • メディア: 新書

さて、話をロドニナに戻しましょう。彼女はまたオリンピックでも札幌、
インスブルックと2連勝していますが、札幌まではアレクセイ・ウラノフという
パートナーと組んでおりましたが、1972年にウラノフがライバルスケーターと結婚。
いわばふられた形となったロドニナは年下のザイツェフをパートナーに選び、優勝を
重ねました。
1978年で世界選手権10連勝を飾ったあと、出産のため1979年の世界選手権を欠場。
このときはアメリカのタイ・バビロニア&ランディ・ガードナー組が優勝し、翌年
レークプラシッド五輪で米ソの決着が騒がれました。
長男サーシャくんを出産した後、リンクへ戻ってきたロドニナはリンクを1周すれば
ヘトヘト状態だったそうですが、完全復活を遂げてレークプラシッド五輪へやってきま
した。そしてSP当日・・・アメリカペアはランディ・ガードナーが右足の肉離れで
棄権してしまい、米ソ決着は夢と消えましたが、復活したロドニナは見事に金メダル、
オリンピック3連勝の偉業を達成しました。
豪快なスロートリプルや片手リフトで冷戦も忘れて酔っていました。
ここでペアの一つの時代が終わりました。
時代が時代なら、プロスケーターとして楽しませてくれていたと思うと残念です。
次回は同じ時代のアイスダンススケーターについて書こうと思います。


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