SSブログ

明治法政オンアイス2023観戦記 その1・・・かな [フィギュアスケート]

2年も放置していたのでもう見てる人はいないかも知れませんが、自分用に投稿します。
明治法政オンアイスに参戦してきました。
年初に6シーズン応援していた松下紗千さんから明治法政オンアイスに出演することは伺っていました。
しかし。。。この時期は世界選手権まで週末が埋まる怒濤の3月になることはわかっていたので参戦は難しいと思っていました。
国体が最後の試合になるなら、1日だけ応援に行こうと思っていました。
八戸国体のショートにするかフリーにするかも相当悩みましたが、ショートに参戦しました。
でも国体から帰っての気持ちは、「ショート通過を信じてあげなかった私を許して」、「フリーを滑らせてあげたかった」でした。
東京ブロックの現地へは3年連続の無観客。2019年以来現地で見ていない。
配信はありましたが、映像ではわからないステップの踏み方、スピンの入りのポジションなど。
そんなこんなでもやはり明治法政オンアイスへの参戦は二の足を踏んでいました。
入場エントリーの時間が近づいて、時間になったら手が・・・何かに引き寄せられるようにエントリーして整理番号のメールが来ていました。
もうこうなったら殺人スケジュールもなんのその。行けない理由を考えるより行く方法を組み立てることにしました。
20時終了ならギリギリ帰宅できないことはない。しかし、その日は東京ドームでGIFTがあって、最終のはやぶさに乗ることはもうできなくなっていて・・・
それなら都心に宿泊して翌朝の新幹線で定時出勤は可能。
ならばと宿泊先を探したら、ありました。秋葉原電気街口のアパホテル。秋葉原なら裏通りの隅々まで知ってるし、20分あれば新幹線に乗れる。
しかも、全国旅行支援で5200円!!
よし!外堀は埋まった。
後悔したくない。フリーを滑ってくれる保証はないけど、彼女の最後の滑りを見届けたい。
そこには、43年前のある悔やみきれない後悔があったから。
私の初代推しスケーターが仙台でレイクプラシッドオリンピックの壮行エキシビジョンを行ったのは1980年1月のこと。当時、中学生だった私には5500円のチケットは天文学的値段でした。
それから・・・一度も滑る姿を見ることは叶わない。時々テレビに出たりしてますけど・・・
今度は後悔しない。
現地へ行くまでは、いろいろ家庭の事情もあり、断念しかけたこともありました。
でも万難排して、はやぶさに乗り込みました。
周囲には明らかにギフト族が一杯。私のカバンに付いてる2018年のパレードのリストバンドをチラチラ見てる人が数人。
私はギフト族じゃない!!(族かよ・・・)
東京に着けば、風は強いながらもやはり天晴れなゆづる晴れ。
実に3年半ぶりの東伏見に感無量。
IMG_0924.jpeg
IMG_0926.jpeg
紗千さんは、フリーを滑ってくれるとのこと。
Without You 直訳すれば「あなたなしでは・・・」
紗千さんなしに私の6シーズンはなかった。2016年東京ブロック、「ラベンダーの咲く庭で」見つけた才能。指先から星が流れるような右手、上半身の使い方が上手で、小柄なのにリンク上では大きく見える。IJSの下ではトップクラスに行くには高難度ジャンプを跳びまくるしかない。でもそれだけじゃない世界を彼女は魅せてくれる。
全日本でコールされる姿を見たい、と夢を勝手に託した。それはかなうことはなかった。
でも、もう一つの夢、それは叶った。
卒業の日がくることはわかっていた。ならば無事に引退してほしい。怪我や家庭の事情などでひっそりと消えてしまう選手は多い世界。有観客のエキシで引退なんて最高に幸せな引退。
もっと、ずっと見ていたかった。でも、新たな世界に旅立つ彼女を見送ることができた。夢はかなった。
今日はレベルもGOEも回転不足もない。
いつもはエキシでも脳内TESカウンターが始動してしまうけど、今日は、今日だけはカウンターも始動させずに万感の想いをもって思い切り楽しもう。
共にブロック参戦していた友人たちとも3年ぶりの再会。
「泣かないでよ」と口々に言われる。
こんなところで泣いていいのは織田くんだけだ〜
そして・・・開演のベルは鳴る(つづきは明日・・・)
nice!(1)  コメント(0) 
共通テーマ:スポーツ

nice! 1

コメント 0

コメントを書く

お名前:[必須]
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。