全日本選手権観戦記（2023）

相変わらずの絶賛放置していました。

さて、全日本選手権は2泊3日でしたが参戦したのはアイスダンスFDと女子シングルFSのあった1日だけになりました。
長野開催が年初に予想されたことから、今年の2月には宿泊を押さえていましたが、夏に母が入院し、退院よりも前にチケット戦争勃発となり、せめて1日は行きたいと見るなら女子の日。
行けなければトレードに出すしかないと思って最終日1日だけを押さえておきました。

幸い、母は驚異的といってよい回復を見せ、全日本に参戦できる状況となりました。
長野は2時間ちょっとで行ける場所になりました。乗換はありますが新潟のように新幹線で行くと一財産飛んで行くわけでもない。

正しく万難排してという表現がぴったりの年となりました。家族が元気だからのんきにスケート観戦もやれることが身にしみた年となりました。

2005年から参戦している全日本選手権。
ここ数年は特に応援する選手も出場していない。今年に至っては、出場していない選手も含めて現役の推し選手はいなくなりました。
それでもなぜ全日本に参戦するのか？

そのひとつは、2005年以来東日本から全日本女王は誕生していない。
東日本から出た最後の全日本女王は村主章枝

この時代が終わるのを見たい。

毎年思うのだ。フィギュアスケートはなぜ一部の選手を除けば大学卒業で引退なんだ。
野球だって陸上、バドミントン、バレーボール・・・実業団ってあるじゃないか。
なぜ・・・

社会人スケーターは少数ながらいる。
大庭雅さんはスポンサーを得て、まだ現役を続けている。33歳で引退した村主さんを願わくば越えて言って欲しい。
それにしても、今大会最年少の上園恋奈さんが生まれた半年後に雅さんが全日本初出場とかSNSで話題になっていましたが、ノービスやジュニア選手の皆さんも順調に育ってほしいと思います。

推しはいなくても全日本は楽しめる。GPシリーズは見る気も起きなくなってしまった。
でも、熱烈に応援できる選手にまた出会いたい。
そう、あの日のように心をつかまれて激しく引きずり回されるような選手に出会いたい。

まだまだ、最後の推しから卒業できていない自分を許そうと思う。
まだ出会えていない。次に見る夢に・・・