世界フィギュア 東京 2007 総括（その4）

興奮さめやらぬ東京体育館を後にして、今日も夜食タイムです。
今日は土曜日なんですね。
曜日感覚がいかれています。

ホテルへ帰るとまだＦＳの放送が続いていて、真央ちゃんの３Ａがスロー再生されて
いました。
恐らく着氷時に左足が氷面に接触しています。
原因はそれか・・・

結果がわかっていて見るのも？？ですが、やはり見てしまいます。
最終滑走　安藤さんの演技はやはりモロゾフ戦術がはまった結果だと思います。

私ははっきり言って安藤さんはあまり好きではありません。むしろアンチだと思います。
クァッドを飛ぶ飛ぶと言い続けて早４年。黙って飛べ！！と言いたくなることも
多々あります。
しかし、彼女は世界女王です。世界チャンピオンとして世界のスケーターで最も
賞賛と尊敬を受けるべきスケーターです。
素直に世界女王おめでとうと申し上げたいと思います。

日本の代表争いは世界一過酷だと言われます。
マスコミの心ない報道。国民の期待という重圧も凄まじい物でしょう。
トリノの代表選考となった2005年全日本。私も会場で見ていましたが、後日恩田さん
のコメントで「会場中が最終グループの6人を押しつぶそうとしていた・・・」と
語っていますが、しかし、チームＪＡＰＡＮが世界で優勝争いを出来るようになった
のは、ここまで強くなったのは逆に言えば国民やマスコミの重圧の中で素晴らしい
パフォーマンスが発揮出来る精神力をも身につけているからではないかと思います。

いろいろ批判はあれども、日本の国民もマスコミも結果的にはチームＪＡＰＡＮの
力になっていることになるのでは？

結果に満足したので、ゆっくり眠ることができました。
朝食をしっかり食べて最終日のエキシビジョンに臨むことに。
その日の夜に帰宅するので、荷物をまとめてチェックアウト。
外は大粒の雨。韓国民の涙雨か？

東京駅のロッカーに余分な荷物を置いて、午前中は都内を周遊です。
石川県で大地震で新幹線がストップしているそうだ。
夕方には回復するだろう。
今日の昼食は築地場外の虎杖でうどんにしました。
その後は中央線快速もダイヤが乱れているとのことで東京駅で会社へのおみやげを
調達して早めに千駄ヶ谷へ向かうことにしました。
さすがに３日目となるとくたくたでしたが、足取り軽く東京体育館へ。
今日は思い切り楽しい日にしようと思った・・・

コメント 12

連日失礼します。
アンチ安藤選手ですか？（笑）彼女は4回転を飛んじゃってからスケート人生が狂っちゃっている気がしますね。無理して4回転を飛ぶと言わないとスポンサーの援助が途切れちゃう。。そんな恐怖と戦っている気がします。どちらかと言うと周囲がちゃんと安藤選手を叱咤激励しないと保っていけない弱い人ですよね。練習の状態を見ているとすぐ出来るようになってしまう器用なところがあるからまたまた良くない（努力を知らない）なんでしょうね。今回は引っ込みがつかないという勢いがあったけど、バンクーバーまで持つかしらと心配しています。

マスコミの重圧を楽しむようなそんな強い選手が今後勝つでしょうね。それにしてもみんな１０代。。過酷な戦いですねー。

ところで、母が具合が悪いのでここの所毎日東京体育館の近所に出没しています。リンクのお片づけが大変そうですね。どうするのかな、と思っていたら氷を削って裏の駐車場に山のように積んでいました。そして、ホースで水をかけて溶かしているんですよ。片付けも半端じゃないほど大変ですね。
by tokotoko440 (2007-03-31 20:09) 

tokotoko440さん、今日もありがとうございます。

確かにクァッドを飛んでから人生狂った感じがしますね。
まあ、天下のトヨタのスポンサードですから、今は一安心ですが
今シーズンは公式ＨＰも閉鎖して復活に賭けたことはアンチな私でも
大いに賞賛に値すると思います。
みんな１０代で大人の都合に振り回されて生きてるどころか、世界を
相手に戦うんですから、大したものですね。

氷を削って山積みですか？
さすがに室内では簡単には溶けないのでしょうか？
東京体育館は８月末にディズニーオンアイスでまた氷を張るのでしょうが、大変なんですね。
by えっくす (2007-04-01 20:22) 

はじめまして。いつも楽しく拝見しています。
真央ちゃんの次に村主さんがすきです。そしてわたしも、あまり安藤選手が好きではありません。④回転のこともそうなのですが、テレビでのいろんなコメント、特に最近での私のほうが上よ的発言を聞いて、アンチ安藤になってしまいました（笑）きっと不安からくるものだろうと言う人もいましたが、どうもなんだかなあと。
今回真央ちゃんが銀だったことは、最初はキム選手に勝てたし、あのままメダルとれないよりはよかったよかったって思っていたのですが、日がたつにつれ、くやしくてくやしくてもやもやしていました。
そんな時にえっくすさんの記事を読んで、一緒な人がいた！とうれしくなっておもわず書き込みしてしまいました（笑）失礼しました
by みづき (2007-04-03 17:19) 

みづきさん、はじめまして
これからもよろしくお願いします。

まあ、彼女は世界女王ですから国籍、自己の信条にかかわらず敬意を
払うつもりですが、優勝インタビューで言っていた「世界女王として恥ずかしくないように・・・」となることを願いたいと思います。
それにしても「私の方が重みがある」なんて１０代で言う物ではなかろうと思います。

会場は得点が出たときになんとも言えない空気でしたが、真央ちゃんは
きっといずれ世界女王になれます。
暖かく見守りたいと思います。
by えっくす (2007-04-03 20:35) 

私のほうが重みがある発言は、十代だからこその若気の至りに思いました。人生背負っちゃたような中年は逆に恥ずかしくていえません。
まだまだ、ティーンなんだなと。　少女の負けん気にも思いました。

私は女子シングルに限らずスケートは、コンペとして各選手の攻防戦を見るタイプなので、それほど特定の選手を熱心に見ることはないのですが来年の日本代表３枠目の争い、スグリン、ゆかりん、亜紀ちゃん、舞ちゃん、奈也ちゃんあとは鈴木明子ちゃんや、枠争いにはまだ厳しいかもしれない由希奈ちゃんの全日本が楽しみです
by scheidung (2007-04-06 23:18) 

scheidungさん、はじめまして

そうかもしれませんね。
確かに私の世代では言えないからこそ、奇異にうつるのかも知れません。
10代はいい時代だったと今でも思うことがあります。
来期の争いも凄いことになりそうで、全日本の開催地はまだわかりませんが
楽しみです。まだまだオリンピックよりおもしろい全日本が見られそうです。
これからもよろしくお願いします。
by えっくす (2007-04-07 08:36) 

えっくすさん、こんばんわ。

本当に「私の方が重みがある」なんて言ってしまったのですか？彼女は（うわあ･･･）
ずっっっっと以前から、自分は疑問に思っているのですが、日本のアスリート達は、
マスコミへの対処の仕方について何も訓練されていないのでしょうか？？

何年か前に、アメリカのアスリート達の間で

『好感を持たれるインタビューの受け答え方講座』

なるものが流行っているという話を聞いた事があります。
なるほどカウンセリング王国のアメリカらしいビジネスだなあ、と思いましたが。

この講座を受けたメジャーリーグ選手は、｢以前は試合後のインタビューを
受けるのが憂鬱だったけど、受講してからはあまり気にならなくなり、
のびのびプレーできるようになった｣ と言っていたのを覚えています。

海外のスポーツ選手達のインタビューの受け答え方は、見ていて実に清清しいです。
16歳のキム・ヨナ選手でさえ、自分の意見をよどみなくハキハキと答えています。

この事を言うと、よく
｢外国人は、幼少から自己主張するように教育をうけているから｣
という答えが返ってきます。
が、果たしてそれだけでしょうか。

彼らは（あくまで自分の憶測ですが）何らかのかたちで
マスコミへの対応術みたいな訓練をうけていると思います。
訓練をうける事で、それは選手自身を心無い報道から身を守る術となり、
試合でベストを尽くす事にもつながるからだと思うのです。

早くも、一部の雑誌では、浅田選手の口癖（ノーミス）について
おちょくっているような記事をみかけます。
この間まで｢天才少女｣と持ち上げておきながら、なんて連中だと思いましたが。

彼女達が、マスコミへの対処について何も勉強していないのならば、とても残念に思います。
周りの人間達も、彼女達を本当に大切に思っているのなら、
なぜそういったことを考慮してあげないのでしょうか。

長文大変失礼致しました。
by あさお (2007-04-14 00:25) 

あさおさん、お元気でしたか？

日本のマスコミはやはり世界的に見ると歴史も浅い上に、ワイドショーで鍛え上げた他人の不幸をおもしろおかしく報道するということに長けたものだと思っています。
作る側も見る側も、インタビューする側もうける側も国際感覚とは遊離した対応なのは、結局そういうマスコミの体制を子供の頃からテレビで見ているせいではないかと・・・

我が家の庭先に本拠地のある某田中まーくんとやらの所属するプロ野球球団は新人教育にマスコミへの対処というのがあるそうです。
連盟も野辺山合宿等で考えてもいいと思いますね。
by えっくす (2007-04-14 20:56) 

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