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世界フィギュア 最終章 [世界フィギュア]

あれから10日ほどとなりましたが、あれは夢だったのではないか?
と思うことしきりですが、現実にあの会場にいたことが幸せだったと思います。
財布へのダメージはかなりありますが、お金には換えられない時間だったと思います。

今回はチームJAPANにとっても、素晴らしい大会でした。
大輔君、私から言わせると「惜しい」銀メダル。
安藤さん、トリノの屈辱を晴らして世界女王。
真央ちゃん、悔しい銀メダル。
渡辺&木戸組、ラストダンス。
信成くん、結果はまあよし。
中野さん、メヂカラ炸裂。

落ち着いて観る暇もなく、女子SPはスタオベの嵐。

一つ、興味深い検証をしてみると、安藤さんのプログラムはある種革命的ともいえる
内容での世界チャンピオンだと思います。
肩関節の故障でビールマンポジションのスパイラルもレイバックのビールマンスピン
もなしで、SP、FSとも2位での世界女王獲得です。
もちろん彼女には3Lz-3Lという男子でも飛べるスケーターは少ない強烈なジャンプ
を持っていますが、あえてビールマンポジションがなくても勝てることを立証した
ということになります。
元祖ドニーズ・ビールマンのビールマン・スピンをリアルタイムで見ている私として
は実際今、ビールマンスピンとしてやられているのとは似て非なるものと感じます。
ビールマン本人言うところの「チューリップの花のような・・・」ビールマンスピンに
まだ出逢えていません。

安藤さんがビールマン姿勢なしで勝てたというのは身体が硬くてビールマンポジション
ができないスケーターに一つの朗報となるのではないか?
無謀な仮説ですが、実際には強烈なジャンプと高レベルのステップ、正しいスパイラル
があればという条件で成り立つような気がします。

これを持って私のファン歴30周年記念世界フィギュア観戦記はとりあえず終了
しますが、いろいろあったけどフィギュアファンでよかったなぁという実感と
満足感があります。

渡部絵美さんにクラッときて、次はビールマンのジャンプのキュートな
空中姿勢の虜になり(ビールマンスピンじゃないところがマニアック?)、イレーヌ・
ザヤックの蒼い目ばっちりに魅せられ、カタリナ・ビットの目元に悩殺されて、
村主さんと共に祈って泣いた30年。
これからも幾多のスケーターが登場するでしょう。
そして、また夢と感動、心の平和をくれることでしょう。
楽しみ・・・

シーズンオフです。
アイスショーもありますが、スケーターもファンも充電の時です。
しっかり充電して次のシーズンに備えたいと思います。

今シーズンも皆様ありがとうございました。
来シーズンもよろしくお願いします。

GWには神宮の森のスケートの神様に御礼のお参りをしてこようと思います。


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世界フィギュア 宴のあとに [世界フィギュア]

世界フィギュア 東京大会も無事に終了しました。

村主さんがいないから落ち着いて観ることができると思ったのですが、そこはやはり
ワールド。エキサイトしてしまいました。

ワールドの会場ではキャンデロロがプレス席に、エキシビの日にはロビーにいた浅田舞
さんがみんなに取り囲まれていました。
それからエキシビの日に帽子を深くかぶっていた村主さんとすれ違ったような気が
するのですが、人混みに紛れて確認できず。まさかね・・・新横浜で練習してると
思うんですけど・・・謎だ。

選手、役員、ISU関係者そして運営に携わったみなさん、そして盛り上げたファンの
みなさんお疲れ様でした。

夢のような3日間をすごすことができたことに心から感謝を申し上げます。

今年は9月に仙台でCOIが開催。
そして、11月には全日本ジュニア、1週おいてNHK杯が開催されます。
今回はあのアクセス最悪のグランディ21ではなく、仙台駅から地下鉄で14分の
仙台市体育館で開催されます。
仙台は牛タン、笹かま、ずんだもちとローカルグルメには事欠きません。
元祖冷やし中華のお店もあります。
そして、日本におけるフィギュアスケート発祥の地と言われるスポットもあります。

NHK杯を開催するのに30年かかりましたが、やっとという感じです。
これも荒川さんのおかげかなと思います。

皆様、過酷なチケット争奪戦を勝ち抜いてぜひ仙台へ観戦においで下さい。
わたくし、のぼりを持って仙台駅で皆様をお迎えします(かどうかはビミョー)。

それから恩田さんが引退してPIWに所属するそうです。
村主さんとの名勝負の数々が思い出されます。
寂しい気もしますが、プロの世界で魅せてくれるでしょう。
お疲れ様でしたと申し上げたいと思います。


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世界フィギュア 東京 2007 総括(その5) [世界フィギュア]

いよいよエキシビジョン編となりますが、今日は絢香さんの生歌だそうです。
どちらかといえばエドヴィン・マートンが見たかった・・・

というわけで、その日は石川県での大地震(被災された皆様に心からお見舞い申し
上げます)。

京浜東北線や中央快速線での人身事故などで、また雨が降っていることもあって
早めに東京体育館に向かうことにしました。

13時過ぎに到着して行列に参加。前にいた初老のご夫婦と昨夜のことについて
話しながら時間は瞬く間に過ぎて開場時刻になりました。

滑走順をゲットするとそこには武田奈也ちゃんの名前がありました。
チャン・ジャン&ハオ・ジャンもエキシビ出場です。

今日は2階席の北側の4列目。
見にくいこともなく、まあまあよさげです。
ドジな私は椅子を下げたつもりで落下!!周囲の笑いものになりましたが今日は
楽しいエキシビジョン。1つおいて隣にいた、これまた品のよいおばさまと一緒に
プレス席のキャンデロロを探しました。

言葉から言って、静岡あたりの人でしょうか?
今回のワールドの楽しかったことを語り合っていました。

いよいよオープニング。
さくらさくらのメロディにのってフラワーガールを務めていたスケーターが出場国とISU、そしてJSFの旗を持っての群舞。そして出場するスケーターが紹介
されました。

信成はおお!パジャマで登場。今日はルースターですな。
ジャン&ジャンは・・・これみたかったんですよ。
ランビエールは・・・なつかしのシマウマ!!

今日は楽しみ・・・

トップバッターは奈也ちゃん。かわいい!!
来シーズンはシニアでキュートな魅力を炸裂させてくれるだろう。
信成登場。ハッピーバースデイが流れる。そうだ!今日は彼の誕生日だった。
毎年ワールドの時期と重なるので有名だったのだ。
今日で20歳。今夜のクロージングバンケットで公式飲酒デビューか?

ライサチェクが登場。今回は不本意な結果だが、津波のようにやってくる逆転男の
力を来シーズンも魅せてくれるだろう。

ジャン&ジャン。このチャン・ジャンが蝶の羽をつけてリフトされて舞うのを
見たかった。

中野さん、しっとりと魅せてくれた。
カロちゃんと同得点だったが、FSの得点が高いためにランクは上だった。
思えばSPとFSの違いはあれど、二人はSAYURIで魅せた。

今回の「陰のMVP」トマシュ。
日本と書かれたはちまきが逆さまだったのは故意?
きっと日本大好きになって帰ってくれたことだろう。

3位グループに入る。
前半のトリはランビエール。
3連覇は逃したが、おなじみのシマウマ衣装と四季の高速スピンで会場最高潮。
来期の現役続行を決めたそうだ。ジェーニャと決着つけろよ!

ここで休憩。
東京体育館とももうすぐお別れとなる。

後半のトップスケーターは渡辺&木戸組。
これが正しくラストダンス。アイスダンスの定番、グレン・ミラーのナンバーで
入る。昔はこの曲多かったのを思い出す。
木戸君は大学院に進学するそうだ。これからの人生は競技生活よりはるかに長い。
何らかの形でフィギュアにかかわって行ってほしいものだ。

キム・ユナが大拍手で迎えられる。
日本のフィギュアファンはライバルにもとても温かい。見たか?日本のマスコミ。
誰もが世界最高のパフォーマンスを見たいのだ。たとえ他国のスケーターであっても
温かく応援すること、日本人の美徳ではないか?

さあ、大輔登場。
フリー世界一の力を思う存分魅せてくれた。
今回の結果は惜しい気持ちが強い。これからだ。いつかジェーニャも破って世界一
になって欲しい物である。

真央ちゃんが万雷の拍手で迎えられる。
昨夜、涙を見せたのは悔しかったことだろう。でも、彼女もあるいはキム・ユナも
ワールドの舞台の恐ろしさを知ったことだろう。
世界女王はお預けとなったが、まだまだこれから。あまり早く手に入ると燃え尽きて
しまうよ・・

デンコワ&スタビスキーはこれで競技から引退するそうだ。
最後の舞台に東京を選んでくれたことを感謝したい。
彼らのエキシビジョンナンバーは。。。なんと平井堅の哀歌。
日本語だ・・・うれしい反面ちょっと戸惑い。

男子チャンピオン ジュベール登場。
少し物足りない内容。
お疲れかな?

シェン&ツァオが先日氷上プロポーズで婚約したそうだ。やってくれるわ。
こうなったら氷上結婚式もやってもらわないと・・・
一旦(?)競技から退くそうだ。
ペアも戦国時代がくるのか?

最終滑走。世界女王 安藤登場!
今日は絢香さんとのコラボで生歌。キスクラで歌うようだ。
氷上で歌ってもいいのに・・・
I Believe 国際映像なんだから英語版がいいのに・・・まいいか!
アンコール 三日月。
会場にお礼?のご挨拶。

いよいよフィナーレ!
ボレロに乗って、フラワーガールを務めたスケーターと出演者が出てくる。
これでワールドともお別れ。寂しい気はするが、これを力にまた生きていくこと、
ついにワールドのスタンドに立つことができたこと、感動のステージで歴史の
目撃者となれたことを胸に会場を後にした。
1つおいて隣の一緒にロロ様を捜したおばさまから「いつかまたどこかで・・・」
との声。名前も知らないが、フィギュアファンである限りどこかでまた会えそうな
気がする。

観た人も滑った人もみんな東京の、日本の楽しい、あるいは苦いかもしれないが
思い出を持って、またあしたからのそれぞれの人生が始まるのだろう。

夢は30年かかって叶った。今度またワールドのスタンドに立とう。そしていつかは
冬季オリンピックのスタンドで日の丸が揚がるのを見たい・・・
新たな夢を見つけた・・・いつかきっと・・・


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世界フィギュア 東京 2007 総括(その4) [世界フィギュア]

興奮さめやらぬ東京体育館を後にして、今日も夜食タイムです。
今日は土曜日なんですね。
曜日感覚がいかれています。

ホテルへ帰るとまだFSの放送が続いていて、真央ちゃんの3Aがスロー再生されて
いました。
恐らく着氷時に左足が氷面に接触しています。
原因はそれか・・・

結果がわかっていて見るのも??ですが、やはり見てしまいます。
最終滑走 安藤さんの演技はやはりモロゾフ戦術がはまった結果だと思います。

私ははっきり言って安藤さんはあまり好きではありません。むしろアンチだと思います。
クァッドを飛ぶ飛ぶと言い続けて早4年。黙って飛べ!!と言いたくなることも
多々あります。
しかし、彼女は世界女王です。世界チャンピオンとして世界のスケーターで最も
賞賛と尊敬を受けるべきスケーターです。
素直に世界女王おめでとうと申し上げたいと思います。

日本の代表争いは世界一過酷だと言われます。
マスコミの心ない報道。国民の期待という重圧も凄まじい物でしょう。
トリノの代表選考となった2005年全日本。私も会場で見ていましたが、後日恩田さん
のコメントで「会場中が最終グループの6人を押しつぶそうとしていた・・・」と
語っていますが、しかし、チームJAPANが世界で優勝争いを出来るようになった
のは、ここまで強くなったのは逆に言えば国民やマスコミの重圧の中で素晴らしい
パフォーマンスが発揮出来る精神力をも身につけているからではないかと思います。

いろいろ批判はあれども、日本の国民もマスコミも結果的にはチームJAPANの
力になっていることになるのでは?

結果に満足したので、ゆっくり眠ることができました。
朝食をしっかり食べて最終日のエキシビジョンに臨むことに。
その日の夜に帰宅するので、荷物をまとめてチェックアウト。
外は大粒の雨。韓国民の涙雨か?

東京駅のロッカーに余分な荷物を置いて、午前中は都内を周遊です。
石川県で大地震で新幹線がストップしているそうだ。
夕方には回復するだろう。
今日の昼食は築地場外の虎杖でうどんにしました。
その後は中央線快速もダイヤが乱れているとのことで東京駅で会社へのおみやげを
調達して早めに千駄ヶ谷へ向かうことにしました。
さすがに3日目となるとくたくたでしたが、足取り軽く東京体育館へ。
今日は思い切り楽しい日にしようと思った・・・


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世界フィギュア 東京 2007 総括(その3) [世界フィギュア]

女子FSの朝は各ワイドショーが勝手なことを言っていましたが・・・
私はゆっくりと起きて、今日もまたワールドのスタンド(2階席ですが)に立てることに
胸を踊らせていました。

その日は17:30からなので、千葉県内にいる友人宅にお邪魔してきました。

15:00には赤坂の宿泊先に戻り、軽く夕食を(早い!)とり、開場時刻を目指して
東京体育館へ向かいました。
かなりの行列でしたが、列の動きは早くスムーズに入場できました。

今日は2階席。でも傾斜がけっこうきついので見づらくはなく、全体が見えるので
悪くはない。

周囲の客層は昨日とはかなり異なります。
前日はアイクリ先行の席だったので、周囲もそうなのかかなりコアなファンが多かった
気がしますが、今日はCNでゲットしたので普通の人という感じでした。

前日のSPでも見た下位グループのスケーター、フリーに出られたことがうれしくて
たまらないのが伝わってくることもあった。
スザンナ・ポイキオはキスクラで「ありがとう 日本」と書いたカードを掲げて、
会場からは温かい拍手。

みんなそれぞれに東京の思い出をたくさん抱えていくのでしょう。

第三グループ 中野さんにひときわ大きな歓声。
果敢に3Aにチャレンジするも転倒。ちょっと巻足かな?

さあ、運命の最終グループ。
表情は見えないが、チームJAPANの2人はきっとやってくれるはず。

カロちゃん、転倒で残念。
そろそろ私はスタオベに対する禁断症状が出てきた。
立ち上がりたい。でも、これじゃ立てない・・・

キム・ユナちゃん、転倒とこれザヤックルールに引っかかるのでは?
得点が出るまでかなり時間がかかり、真央ちゃんはリンクで流している。

さあ、日本中の期待を力に代えるか、真央登場。
運命のチャルダッシュ。
3Aへのステップに入ると力がみんな入るのがわかる。
決まった(ように見えた)!3A、会場大騒ぎ。
よし!これで立ち上がれる。
演技終了とともに、私はひざにかけていたブランケットを投げ捨てて立ち上がる。
周囲は一瞬躊躇したようだが、私の方を見ながら立ち上がる。
(タイミングって難しいですね。私も少し前までムリでした・・・)
これまた得点に時間がかかっている。
私の席からはテクニカルスペシャリストのコンピュータの画像が見える。
3Aの着氷を何度も再生しているのが見えた。
得点が出る。ワールドベストではあるが、内容を考えたら低い。。。
原因は詳細を見ないとわからないが、GOE的に伸びなかったのか?

ディフェンディングチャンピオンのキミー・マイズナー。
昨年は3-3を2度決めて、サーシャ、すぐりんを引き離して世界女王になった
彼女も転倒の悪魔に引きずり込まれる。

最終滑走安藤さん、どちらが勝っても日本人の優勝は確実。
周囲は既に真央の勝利を確信した空気であったが、私はといえば「プロトコルには
クァッドサルコーを記載したそうだが、恐らく飛ばないだろう。真央の得点に
届くにはPBだけど出ない得点ではない」と思っていました。
肩関節の故障の関係でビールマンポジションはスパイラルもスピンもできない。
しかし、下手なクァッドよりも彼女には必殺技とも言える3Lz-3Lのコンビが
ある。男子でも飛べる選手は少ないこのコンビは実は強烈な得点源となるジャンプ。
いつもよりスピードはなく、確実性重視で滑っているような感じで進む。
これはモロゾフの戦術がまたもはまる予感がしてきた。
ほぼノーミスです。日本人として私は彼女にもスタオベで称えた。

TESが出た。
届く・・・恐らく真央に届く・・・
PCSが出て、TSSが出た瞬間、周囲の空気と私は違う世界にいた。
「かわした・・・」とつぶやくと隣の席の人が怪訝な顔をするのがわかった。
最終順位で会場からはなんとも言えない空気に包まれた。

優勝インタビュー、相変わらずの安藤節かな?
チームJAPANの1-2フィニッシュです。

メインポールに2本の日の丸が揚がる。君が代が流れる。
日本人に生まれてよかった・・・とふと思う。
30年夢見たワールドのスタンドでこんな感動する光景を見ることができようとは。
フィギュアファンでよかった。

戦い終えて、満足感と感動でしばらく動けないほどだった。
アジアで表彰台独占。中野さんもカロちゃんと同得点ながらFSの得点が高いため
5位に。来年も3枠確保。

明日は楽しいエキシビジョン。

今日はワールドに出た人も出られなかった人も全てのスケーターに乾杯したい
気持ちで一杯だった。



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世界フィギュア 東京 2007 総括(その2) [世界フィギュア]

会場に着いて、座席の前で私は会場を上から下まで見渡していました。
ついに世界選手権のスタンドに立つことができた・・・
30年前に見た夢が叶った瞬間でした。
柄にもなく、ホロリと来ていました。
これから始まる世界最高のドラマに胸を躍らせていました。

はっきり言って睡眠不足で眠かった。
でも「寝てはならぬ」、このスタンドに立つことが出来たから・・・

アイスダンスFD。
私はやはりダンスはあまり詳しくなのですが、下位から上位まで心の限り楽しんで
いました。
デンコワ&スタビスキーのダンスには鳥肌がやはり立った。
ダンスもこれから少しは勉強しないとね・・・
渡辺&木戸組はこれがラストダンス。
長い間一人(一組)で日本のアイスダンスを引っ張ってきた二人。
これからどうするのだろう。
彼女たちのコーチはナタリア・リニュチュク。
1977年東京の銅メダリスト、そして1980年レイクプラシッドの金メダリスト。
今も克明に覚えているダンスがよみがえる。
今は当然ながらかなりのオバサンですが、今も凛とした美しさをたたえている。

早めに夕食をとり、席に戻ると1階席に男子金メダリストのブリアン・ジュベール
とアルヴァン・プロヴェールがサインに応じていた。

さあ、いよいよ女子SP 2nd Half!!
カロリナ・コストナーが大声援で迎えられる。
怪我でGPシリーズを欠場したが、ユーロで復活の勝利をひっさげて東京へと
やってきた。
ふと寂しさがよぎる。桜咲く東京のリンクに村主さんはいない・・・
でも、これも長いファン歴の1ページ。

カロちゃんが3+3をクリーンに決めて、本日初のスタオベ。
中野さん、メヂカラにしびれる。
キム・ユナ、ヘルニアは三味かと思うほどのパフォーマンスでサーシャを越えて
ワールドベストでトップに躍り出る。
しかし、日本人ってイナバウアー好きですね・・・
恐らく日本で一番有名なドイツ人の名前になったのでは?

実況席に目を移せば悪名高きポエム塩原が鎮座しています。
オペラグラス越しに思った・・・「狙撃したい」
この日、塩原バナーもあったとか(すぐ撤去されたそうだが)。
八木沼さんも実況席に。彼女はやはり氷の上でこそ輝く人。

最終グループ。
安藤さんは今日は変なメイクしていないので勘弁しよう。
必殺 3Lz+3Lのコンビで高得点。
真央ちゃん、少し表情堅いですね。やはり緊張と重圧があるのか・・・
コンビは最初のジャンプで回り過ぎてセカンドがシングルに。
キムと約10点差。果たして・・・ええい2代目「土壇場の女王」襲名じゃ!
やってくれるはず。
エミリー・ヒューズ、かわいいですね〜

結局、この日は何度スタオベしたことか。
明日もスタオベさせてくれよ。

この日、ホテルに帰って鏡を見ると疲れ切ってクマができたひどい顔している
私が見えた・・・軽く夜食を取り、ベッドに潜り込む。
明日は夕方から女子フリー。
結局、朝7時半まで爆睡できました。

今夜、私は歴史の目撃者となる・・・か?


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世界フィギュア 東京 2007 総括(たぶん その1) [世界フィギュア]

帰宅してから、余韻と心地よい疲労と少しの筋肉痛で東京ワールドも終わったと実感
しています。

今回は23日の女子SP&アイスダンスFDからの参戦となりましたが、やはりワールドの
空気は格別の物がありました。

23日は遠足の前の日の子供のように興奮して何度も目を覚まし、5時30分には起きて
支度を始めました。
ラッシュを避けたいのと昼食と夕食の調達のため、6時半には赤坂見附の宿泊先を
出ました。
ホテルの朝食はカフェ飯で、しかも6時45分からでしたので、今日は長丁場でもあり
しっかりと日本の朝ご飯を食べて臨みたいと思ったことから近くの松屋で朝定食に
しました。
お弁当も調達して8時前には千駄ヶ谷到着。
行列もないようなので(平日でした・・・曜日感覚マヒしていました)カフェでお茶
にして、開場時刻に入場。
アリーナ席で席を探すのはわからん。
やっと見つけるとかなり端っこの方ですが通路側なので「割とよさげじゃん」と思い
ました。
公式グッズをゲットして、女子SP前半へ。
ここでまず思ったのは「世界地図も変わったけど、フィギュア界の地図も変わった
ものだ」と思いました。

30年前にはよもやソ連という国がなくなって、ウクライナ、グルジアなどの国が
独立。チェコ・スロバキアが分離。東西ドイツが統一などなどということになろうとは
思いもよらないことでした。
フィギュア界の地図も同様に変わり、かつて1977年にはアネット・ペッチが2位、
ダクマル・ルルツが3位に入った東西統一なったドイツが1枠でしかもSP落ちなどと
いう信じられないことを目の当たりにしました。

前半は特にいろいろな国のスケーターを見るたびに世界が変わったことを実感でき
ました。
でも、フィギュアスケートを愛する人々の気持ちに変わりはきっとないのだという
ことだけは、どこの国のスケーターにも送られる温かい拍手と賞賛で感じることは
できました。

隣に座って、スイス国旗を持ってサラ・マイヤーを応援していた品の良いおばさまは
きっと古くからのファンなのでしょう。
その隣にいた、とてもアグレッシブでクッションを3つ重ねて座っていた女の子も
フィギュアに魅せられた一人。(お二人とも、もしこのブログ見ていたらコメント
くださるとうれしいです。私は紺のダブルのブレザー着ていたオッサンです)
私の前に座っていた和服の妙に背の高い女性、謎です・・・。

でも、みんなそれぞれに楽しんでいたことでしょう。

(つづく)


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世界フィギュア 東京 2007 観戦を終えて [世界フィギュア]

昨日は遅くに帰宅したもので、くたくたでしたが妙に頭ははっきりしていました。
観戦の余韻がまだまだあって、なかなか整理もつかず、細かく書こうという気に
なれません。

録画を見ながら整理してゆっくり書こうと思います。

まずは何より選手、役員、運営担当者、そして観戦されたみなさん、お疲れ様でした。


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世界フィギュア 東京2007 安藤美姫 世界女王に [世界フィギュア]

ワールドも女子FSで競技の日程は終わりましたが、安藤さんには素直に世界女王おめでとう
と申し上げます。

チームジャパンの1-2フィニッシュです。

アジアで表彰台独占です。

歴史的瞬間に現地にいることができたこと、幸せでした。

真央ちゃんに泣けました。

メインポールの日の丸2本、圧巻でした。

君が代、日本人に生まれてよかったと思いました。

チームジャパンとワールドに出た人も出られなかった人も世界中のスケーターに乾杯!

今シーズンもありがとう!

夢と感動と力と心の平和をありがとう!!

細かくは帰宅してからエキシビも含めて書こうと思います。


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世界フィギュア 東京2007 アイスダンスフリー&女子SP [世界フィギュア]

今日から生観戦です。
朝の8時から夜の9時過ぎまで缶詰めは疲れました。
まずダンスはデンコワ&スタビスキーの連覇で終わりました。
渡辺&木戸組はラストダンス。
泣けてきました。

女子SPはキム・ユナがサーシャの記録を破り、トップに。
(ヘルニアは三味じゃないかと思いたくなる)
安藤さんが3Lz+3Lを決めて、ビールマン姿勢ができないため、レイバックコンビスピンで
レベル4がとれなくても2位。
真央ちゃんはコンビのセカンドが抜けて、まさかの5位スタート。
トップからは10点強の差となっています。

明日はフリー。
真央といえども10点差はどうか?
私はこういうときこそポジティブに考えることにして、やはりここはすぐりんに次いで2代目
がけっぷちの女王になってもらいたいと思います。
(初代も消えてはこまります)

さあ、泣いても笑っても明日は運命のフリー。
真央ちゃんまでエキシビ圏外に去るのか?

それにしても今日は改めて日本のフィギュアファンの心の美しさを知りました。
よい演技にはどこの国のスケーターにも暖かい拍手、時にはスタオベまで・・・
私も今日は何度スタオベしたことでしょう。
これからも世界一のファンの一員であり続けたいと思いました。


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世界フィギュア 東京2007 男子シングルフリー 大輔やった!! [世界フィギュア]

種目名 Mens Single Skating,Free Program Factor 2.0

高橋大輔がフリー1位となり、銀メダルを獲得しました。
ついに佐野さん、本田君の順位を抜いて日本男子最高となりました。
30年前に佐野さんがフリーで1位で銅メダルを獲得したことを思い出します。

優勝はブリアン・ジュベールが逃げ切り。
織田くんは巻き返して総合7位。
そして日本男子は来年3枠を奪還しました。

今日は東京に移動していて、千駄ヶ谷に下見に行ってきましたが、明日からのドラマを楽しみに
しています。

昨夜は遠足の前夜状態で寝不足気味ですが、今朝目を覚まして頭に浮かんだメロディーは
なんと「クリスタルファンタジー」でした。
30年前、渡辺絵美さんにはまって、やっとワールドに参戦できる夢が叶う日にふさわしい
曲だったと思います。

いよいよ明日から観戦です。
早寝していきましょう!!!


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世界フィギュア東京2007 ペアFP [世界フィギュア]

ペアの結果が出ました。

中国のシェン&ツァオが金メダル!!
2位にはパン&トン、3位にはドイツのサブチェンコ&ショルコビー、4位にはウクライナのペアが
入りました。

中国のジャン&ジャンはフリー4位と追い上げたものの総合5位。
エキシビで蝶を見ることは無理なようです。

川口悠子&スミルノフは9位、井上怜奈&ボールドウィンは8位と健闘をたたえたいと思います。


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世界フィギュア東京2007男子シングルSP [世界フィギュア]

男子シングルSPが終わりました。

トップにはフランスのブリアン・ジュベールが立ちました。
2位にはカナダのジェフリー・バトル、3位には高橋大輔が入っています。

この得点差、どうでしょうね?
届くかどうか?

見た限りでは、3F(?)+3Tのコンボで3Tが2T判定だったかなと思います。

織田君はまさかの14位スタート。3Aが抜けたし、ジャンプミスがあったようです。
ワールドの怖さまざまざですね。

こうなると2枠はどうあれ、3枠は厳しいのか?

明日は誰に神宮の森に住むスケートの神様が舞い降りるのか?(これポエム状態?)

ちょうど男子FS終了のころに私は東京着の予定です。


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ついに開幕 世界フィギュア東京2007 [世界フィギュア]

さて、200番目のエントリーとなります。

ついに世界フィギュア東京大会が開幕しました。
好調が伝えられる男女シングル、歴代最高位を目指すアイスダンス渡辺&木戸組
のチームJAPANの活躍が期待されます。

今日はアイスダンスのコンパルソリーダンス。
渡辺&木戸組は15位発進となりました。
日本最高位は佐藤紀子&高橋忠之組の13位(自信ないです。ご指摘歓迎します)。
これを上回るかは23日、生観戦の予定です。

ペアSPは予想通り中国のシェン&ツァオがトップで発進。
2番手にはドイツのサフチェンコ&ショルコビー、3位には中国のパン&トン、
そして4位にはロシアから出場の川口悠子&スミルノフが入りました。
中国のジャン&ジャンはなんとDeductionが2点ついて11位発進。
エキシビで見ることができるか?
ロシアのペトロワ&ティホノフは10位発進となりました。

明日のフリーは夕方からとなりますが、東京のベストカップルは?
楽しみに待ちましょう。

それにしても、一言言いたい!!「ポエム塩原!海の藻屑と消え去ってよし!」


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世界フィギュア 東京 2007 開幕によせて [世界フィギュア]

いよいよ明日、世界フィギュアスケート選手権2007東京大会が開幕します。

思い起こせば30年前、NHKのニュースで渡辺絵美さんがインタビューを受けていて
この世に世界フィギュアが存在を知った頃の私はまだ小学生でしたが、「いつの日か
世界選手権を生で観る」ということを心に刻んだものでした。

あれから30年経ってしまいましたが、その間日本では1985年 東京、1994年
幕張(幕張メッセに氷を張ったんですね)、2002年 長野と開催されていますが
生観戦の夢は叶わない夢でした。

2005年、初めてPIWに参戦し、改めて生観戦の思いを強くして、2007年の
世界選手権は東京開催の情報を得て、子供の頃に見た夢がかなう千載一遇のチャンス
がやってきたと心を熱くしたものです。

本当はフル参戦したいところですが、今回は女子SPとアイスダンスFP、女子FP、
GALAのチケットがゲットできたので、夢の3日間を過ごそうと思います。

今回は残念ながらごひいきイチオシの村主さんが出場しないので、”氷上の吉本”
浅田真央臨時応援団として、メインポールに日の丸が揚がるのを見ることが夢です。

世界選手権のリンクに立つのは45人、そしてフリーのリンクで滑れるのは24人。
ISU登録スケーターは恐らく1000人は越えているはず。
東京体育館のリンクに立てないスケーターの気持ちがこもったリンクでどんな
ドラマが待ち受けているのか、わくわくどきどきしながら待っている自分が
不思議で自分再発見状態ですが、何よりも出場されるスケーターの皆さんに怪我の
ないこと、そして自らの力を出し切ってくれることをお祈りします。

当日はスケートの神様が住むと信じる明治神宮にお参りしてから会場入りしようと
思います。

さあ、世界一の日本のフィギュアファンの真骨頂を魅せるときがきました。
マナーを守って素晴らしい大会になることを願います。


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