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八木沼純子 卒業によせて [プリンスアイスワールド]

さて〜、大変長らく放置しておりましたが、一昨日で今シーズンのプリンスアイスワールド公演も終わりを迎え、八木沼純子さんが卒業ということになりました。

現役時代を知る私は、プロスケーターになって、プリンスアイスワールドチームのキャプテンとなった彼女を初めて見ることになったのは、2005年5月5日 夢航海 凱旋公演でした。

Septemberに乗せて、八木沼さんがずい〜〜〜〜っと迫ってきた時に鳥肌が立つほどの衝撃を受けたことを思い出します。

あのときは、プリンスのショーの存続自体が危ぶまれ、最後の公演になるのではと言われていた時でした。

華奢で小柄なジュンジュンが氷上ではとても大きく見えた。
ウェディングドレスで滑る彼女に感動とは表せない何かを感じた。
また、このショーを見たい。終わってしまうにはあまりに惜しいと思った。
そして、その年、存続は決まった。
トリノオリンピックの前に、千秋楽のチケットを押さえたものの、売れ行きはあまりよくないと聞いて不安に駆られていた。

荒川さんの金メダルで神風が吹いた。
まさか自由席の行列が開演2時間前に100mになるとは・・・

キャプテンとしての重圧もあったと思います。
そして、表には出ないいろいろなことがあったと思います。

佐野さんがまず切り開いた日本でのアイスショー。
日本のフィギュアスケート黄金期と言ってよい今、唯一のアイスショーのチームキャプテンを長く務めたジュンジュンに心からの敬意を表したいと思います。

さて、もうすぐシーズン。
来月は東京ブロックに参戦します。
現地でお会いする皆様、今シーズンもよろしくお願いします。
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