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キャンデロロの発言から [トリノオリンピック]

フランスの往年の(まだ若いですが)名スケーターであるフィリップ・キャンデロロが
荒川さんが金メダルをとったときに「茶碗1杯のご飯の価値がある」と発言したことで
物議を醸したそうです。飽食の現代日本では「茶碗一杯」といえばささやかなもの
と受け取られそうで自国内から侮辱との声もあったそうです。
しかし、フランス人は家庭や学校教育の中で「一粒の麦は金塊より尊い」と教えている
国です。キャンデロロは親日家としても知られ、日本食が大好きと聞いていますが、
麦と同様に一粒の米の尊さも知っていることと思います。
そんな彼の発言の主旨は茶碗一杯の米の価値がいかに尊いかをたとえての発言だと
理解しています。
釈明もしているようですが、フランス人の国民性を知れば侮辱的な発言でないことを
日本人も理解できると思います。
生キャンデロロ見てみたいですね。プルシェンコやヤグディンが登場する前の
”ジ・エキシビジョンキング”と呼ばれた人です。
競技では勝利に恵まれたとはいえませんが、フィギュアの原点のお客さんを喜ばせる
姿勢といったらすごいものでした。
テイックナー、ハミルトン、カズンズ、キャンデロロ、ヤグディン、そしてプルシェンコ
の勢揃いしたエキシビなんてあったら海の向こうでも見に行くのですが・・・
あっジョン・カリーは・・・他界したのが残念でなりません。
時代を超えた夢のエキシビのシミュレーションは別の機会に書きましょう。


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