想い出のスケーター ジャンプの申し子 伊藤みどり編 [フィギュアスケート]
ひさびさに書きますが、このシリーズも久々です。
伊藤みどりさんといえば、女子で世界ではじめてトリプルアクセルを成功させたので
有名ですが、最初に見たのは1979年(?)のNHK杯にゲストとしてエキシビジョンに
出場したときでした。確かまだ小学生でしたが、3回転をポンポン飛んでいました。
その後、世界ジュニアでSP終了時8位からジャンプの連発で3位になったところから
彼女の時代が始まりました。
山田満智子コーチの名とともに世界の革命児と呼ばれた彼女は1989年のパリで行われた
世界選手権でトリプルアクセルを決めて世界チャンピオンに輝きました。
翌年のアルベールビルオリンピックではジル・トレナリーに次いで銀メダル。
そして、アマチュア引退後にプリンスアイスワールドに参加していました。
印象としては、確かにスケーティングもジャンプも上手ではありましたが、何か動きの
ぎこちなさがあった印象があったものです。
今でもアメリカのアイスショーを見れば、トリプルアクセルといえば・・・という感じで
VTRが出てくるそうですね。
さて、次回は・・・時代が飛んでスルヤ・ボナリーについて書こうと思います。
後で時代が前後するかもしれませんがご容赦を。
>>アルベールビルオリンピックではジル・トレナリーに次いで銀メダル。
えっ? 金メダルはクリスティー山口でしょう
彼女は、父母とも日系人ですから、有る意味、日本人が金メダル
を取ったのに等しいくらい我々としても喜んでしかるべきだったん
ですが、当時はみどりの敵役で損をしましたね。
彼女は非常に人格者として、誰からも尊敬されているようです。
by 通りすがり (2005-11-28 01:06)
ご指摘ありがとうございます。
そうでしたね。トレナリーはオリンピックの後のハリファクスでの世界選手権でした。
日本人の名前がある外国人でもうれしい思いでした。
ありがとうございました。
by えっくす (2005-11-28 21:13)
みどりさんがNHK杯にて特別エキジビションを披露したのは、第二回、1980年十月の札幌大会でした。エキジビション出場にしてはユニークな形式で、女子のショート、フリーの各競技終了後に「おまけの最終滑走者」として、試合用のショートとフリーを滑りました。ISUの規程に反していたかも知れませんね、今考えると・・・
ショートではトリプルトーループとダブルループのコンビネーション、フリーではトリプルループで転倒したものの、トリプルトーとサルコウは幾度も成功させ、びっくりしましたよね。
by 知ったかぶり子 (2006-09-30 06:55)